重くてごめんプレイ日記
その1


 平穏だった日常が壊され、激流のような事態に翻弄されて独り、未開の惑星に下り立った。
 傷つき疲れた体を引きずり、とりあえず人を探そうと、ともに修羅場を潜り抜けてきた

  鉄 パ イ プ
 を手に、鬱蒼とした森へ踏み出した。
 そこにいたのは、見たこともない不気味な生き物と、身形のいい太ったおっさん。
 ああ、人間だ!!
 彼は急いで駆け寄り、背後から鉄パイプを振り下ろした。
 「命ばかりはお助けを…!」
 必死の懇願も無視して滅多打ちにし、有り金を巻き上げたあと、額の汗を拭い、

 「楽しかったよ。」

 世界の運命を背負った少年、フェイトの第一歩である。
 オルゴールが壊れた?
 あーはいはい。ことのついでに直してやるよ。
 何、このマッチョな若作りオヤジ。
 まあいいや、戦わせとけ。だって僕、傷つきやすい十代の少年だもん。
 てなわけでノートン戦ノーダメ&30秒。
 実はこの辺、イベントかっとばしまくっている。無印で見ているからっていうのもあるが、私には急ぐ理由がある。
 それは…

 ネルた〜〜〜〜〜〜〜ん!!!

 会いたかったよネルたん!さあこの牢屋から出してくれ!!
 上の階にどうやらプリンがいるようだが、今はひとまずネルたんと逃避行!!
 ん?ああ、いたんだ、マッチョ。
 ネルたんが、デフォルトで施術使えるようになりました。
 これでセクシーな太腿と上腕部の刺青の効果があるってもんです。
 いいねえ、ファイアボルト。
 まだ遠距離攻撃ができない時代には、もってこいです。この頃はまだネルたんも弱いからね。
 「ヒーリング!」
 おお、ヒーリングも使えるなんて、すばらしーね。
 だがしかし。さすがネルたんと言おうか。自分がたとえ黄色くなろうと、意地でも自分を回復しない。
 作戦のせいだろうかと思って変えたりもしたが、関係ない。
 たとえ自分が倒れようと、仲間だけは助けるってか。ネルたんらしいね。でも…
 結局自分で操作して、自分ヒーリングするようになっていた。

 そしてこの頃の最強の敵、それは亀。
 カルサア山洞の、気まぐれ亀。
 アイテムを回収するためには、こいつに乗って大ジャンプしなければならない。
 それなのに。
 いくらこっちの言うとおりに動かないことがある、とはいえ。
 何時間もやって、一度たりとも目的のコースに行ってくれないってどういうこと!?
 こっちも意地になってずっとやっていたが、いいかげんいやになって諦めた。
 ちくしょう覚えてろ。今度こそ取りに行ってやる。
 涙涙の、ネルたん一時抜け。
 ちくしょう、気がついてたなら止めろよクリフ!!
 私のネルたんを返せー!!!と、カルサア修練場へ猛ダッシュ。
 でもネルたんを救うには、ちょっとは鍛えないとな。
 そして無料回復ポイントを見ると、そこに自縛霊のようにいついてしまう癖のある私。
 1階だけで、フェイトとクリフのレベルが20になりました。
 はっ!!そうだ、ネルたん!!
 強くなったのをいいことに、モンスターを蹴散らして修練場内を爆走。
 そして…ネルたん危ない!!今助けるよ!
 無事に奪還♪
 そこで気づく。

 ネルたんと合流してからレベル上げればよかった…_| ̄|●|||

 これと全く同じ間違いを、無印でもやっていた学習能力のない私。
 密かに凹みながら、屋上へ駆け上がって次なる目標へ。
 団長に会わせろー!!!
 ん?なんだおまえ。
 「邪魔なんだよっ!!」
 シェルビーノーダメ&1分。
 でもって…

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

 すばらしーアングル!!
 そして「お控えなすって」みてーな変なポーズ!!
 ああ、行かないでアルベル!!
 くそう、もう一回!!とかいってロードして、またシェルビーぶっ倒してイベント見直す阿呆…
 どうやら月影団長のBCによって、BCが15%だった模様。
 2Pカラーきたー!!
 早速フェイトを黒ずくめ茶髪に。
 クリフを白黒魔人に。
 ネルたんを初代009に。
 すっげー新鮮。(笑)てゆか009ネルたんかっこいー!!
 太腿が見えないのはなんだが(爆)神殿騎士のようでかっこいいっす。全然忍んでないけどな。
 アミーナは目と鼻の先だがここで一旦引き返し、ロジャーがいるうちに細工開始。パープルミストやグリーンタリスマンなどを作る。
 無印でギルドの存在に気づかず、相当経つまでクリエイションしなかった失敗は、今回は繰り返さない。どんどん作るぜ!!(アミーナは?)
 なんだかネルたんの視線が痛い気もするので、そろそろシランド行くかー。
 でも新しいマップに入ったからには、マップコンプリートはさせてもらうぜ!!と、イリスの野攻略開始。
 ここは狭いから、すぐできちゃうのだ。
 しかしすぐにはシランドへは入らず、すいっと左へ。
 そこにはさらに狭いマップがあるのだ。
 ん?なんだこの入り口は。
 試しに階段を下りてみる。

 おお!ここが噂の新ダンジョン、サーフェリオ水中庭園!!
 うわーい!!
 駆け下りようとしたところで、ネルたんの殺気を感じたのでここはひとまず引き返すことにした…。
 作れない。
 サンダーアローのことではなく、ゴールデンカレーが。(爆)
 データだけなら、マユとネルたんとフェイトで可能なはずだ。
 それなのに、できぬ。
 ずっとずっと、朝5時までやってたのに、できぬ。
 んがー!!!
 これはいいかげんに銅を取りにいけというアペリスの思し召しですかね。
 じゃあ、まずはMPボム用意しなきゃな!!
 待っとれよ、アルベル…くくく…

 ちなみにクリエイション待機中のクリフの顔なんですが。
 特に料理してるときなんて、後ろでこんな顔されてると思うとムカついてくるのは私だけか?

 てゆかさー、なんで文明が進んだ世界の人間だからって、兵器作れるんだ?フェイト。私らが戦国行ったからって、火縄銃をランチャーに改造できるか?
 何かがおかしいぞ、フェイトよ…



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