その1

 始まりは、田舎者の密航場面から。
 OPは?あれ?
 スタート画面を三周ほど見て、諦めてゲーム開始したのだが…。

 俺はただセインガルドに行きたかっただけなのに!
 どう言い訳しようと密航は密航。昔は密航者は船から投げ落とされても不思議じゃないんだが…しかも今回は、機密を乗せてる飛行竜に乗っちゃったのが運の尽き。
 危うくなったそのとき、どこからともなくりんごが!
 あれ?こんなシーンあったっけ?なんて思ってるうちに、いきなり敵襲来。
 船員が皆そっちに行った隙に、逃げるついでに武器になるもの探さなくちゃ!いや、その前に探すものがある。
 飛行竜の中の一室に動かせる箱が積んであって…その向こうの扉を開けると、あったマーボーカレー!!
 それを食べて…「うま〜〜〜い!」じゃないのね…まあいいけど。
 とにかく腹いっぱいになってから改めて捜索。
 金を盗むわアップルグミを盗むわ、密航の上に火事場泥棒ですか。
 マーボーカレーを食いまくりつつ盗みを働いてたものの、ついにモンスターに追い詰められ、飛び込んだ部屋の奥から声が…?
 そこへ行ってみても誰もいず、あるのは一振りの剣。
 何でもいいから使っちゃえ、と、ついに剣まで強奪した密航者。
 それで魔物を倒して外に出ると、魔物と戦う怪しい船員が二人…?
 そいつらは飛行竜が落ちる!とか言いやがるじゃないですか。
 火事場泥棒してる場合じゃなくなったので、こっちも逃げなくちゃ!

 なんとか脱出ポッドに飛び込んだものの、攻撃を受けて壊れちゃったから大変。
 おかげでほとんど自由落下で湖に突っ込み、中からスタンがこぼれ出た。よく生きてたもんだ…
 田舎者はそれなりに泳げるようだが、どっかのマリントルーパーみたいに息は続かない模様。
 あっちゅー間に窒息寸前になったところで、上の方から赤い輝きとともに、あの声が。
 水中スタン、きれいすぎ。水の中で髪が光りそうなくらい。
 水の中でも、頭の中に声が響いてくる。諦めるなと言う剣が、我を掴めと轟き叫…ばないで名前を呼べという。

 スタンは水の中で剣を掴み、叫んでいた。水の中だっちゅーに。
 「ディムロス!!」
 その瞬間、ディムロスの力で湖の水が一気に蒸発。
 溺れそうなのを助かるためなら、浮かせるだけでよかろうに、その乱暴っぷりがディムロスらしいというか。
 とにかく湖まるまる一つ干上がらせて助かったものの、力を一気に使いきったせいか、スタンは倒れちまいました。
 ああ濡れスタンかわいい…ハアハア。

 お待ちかねOPは、このときに見られました。

 なるほど、これはまんまPS版と同じなのだな。
 絵が違う…スタンがやんちゃっぽくてかわいいな。PS2スタンは美しすぎる。
 妹の声が聞こえる…なんだ〜夢か!
 なんてわけがない。
 妹ならぬディムロスに叩き起こされました。
 よかったな、ディムロスなら死者の目覚めはないぞ。
 改めて状況を悟ったところで、自分がいるこの小屋はどこだろう?
 なんて思ってると、色黒のにいちゃんが入ってきました。
 おおウッドロウ!若い!(当たり前)
 干上がった湖の底にぶっ倒れてたスタンを拾ってきてくれたらしい。
 素直にお礼を言うスタンは、どこぞの公爵子息と違って最初からいい子ですなー。密航者だけど。
 ここはウッドロウの弓の師匠アルバじいちゃんの家だそうだ。
 で、その孫のチェルシーがいないから、探してきてくれと頼まれたウッドロウに、お礼がてら手伝いを申し出る。
 でもって一緒にパーティー…
 あの伝説の空気王が活躍できるのも今のうち。ちょっとは活躍していただこう。

 小屋から出ると…お、チャットだ!
 しかも今度はディムロスにちゃんと顔があるぞ!
 D2でご尊顔を拝したディムロスにまた会えた…♪
 さあ、早速ディムロスで魚を焼く…じゃなくてチェルシー探しに行くぞー!

 なんつって意気込んだものの、一直線に着いちゃいました…。
 どうやって迷子になったのか。
 それを誤魔化すために「ケヤキさんとお話してた」なんて嘘を本気で信じるスタン…ああかわいいよおまえ。
 ……今回は、チェルシーは木とお話できないのだな。四字熟語間違ってないし。スタンに突っ込まれてたあれがかわいかったのに…

 賢くなったチェルシーを送ってから、セインガルドの首都ダリルシェイドへ向けて出発することに。
 ウッドロウが途中のジェノスの町まで送ってくれるらしいよ。
 それにしても…そういやデスティニーには料理ってものはないんでした。
 ストラップを袋につけとくと、料理が出てくるのか…。
 スタンは豪快に爆弾おにぎり作りそうだな。梅干とかおかかとかを具沢山で。
 ウッドロウは高級素材で小さめのおにぎりを作ってくれるだろう。
 料理見たかったな…。

 ジェノスまでの道のりで、うろうろしすぎたのか…。
 あっちゅー間にフードサックが空になっていた。
 使いたくないからって、外せないのか!
 最低一つはつけとけだと!?
 呪いのおにぎりか、これ…。
 腹をすかせて、やっとたどり着きましたジェノス。
 そしたらウッドロウはさっさと抜けちゃいますよ。
 それにしてもこの人はずっと意味深な態度とってるんですがね…
 ソーディアンは、自分の声に相手が答えてくれないと、その人にマスターの素質があるかどうかわからないのか。
 例え素質があっても、無視されたら終わり、と。
 不便なもんだな。

 一人になってジェノス見物してから、食材屋でフードサックを満タンに…使用と思ったら、準備中でやんの。ちぇ。
 仕方なく、ダリルシェイド方面の北門へ行くと、通行証がないからって通してくれない。
 ぐあーなんてこった!そんなことも知らずに旅すんなよおまえ!
 くそう、さっきの人が今も一緒にいてくれたら…
 困ってると、赤い髪のお姉さんがこれまた困ってるのに行き当たった。
 話を聞くと、仲間が近所の神殿の罠にかかったそうだ。
 お人好しな田舎者くんは、もちろん二つ返事で助けに行きますさ。
 赤い髪のイカス姐さんマリーが仲間になったので、試しに食材屋に行ったら、開店してた。しかも今回のフード代はマリーが払ってくれるって。
 ああよかった。
 てなわけで、神殿へごー!
 マリーに連れられて、森の途中の隠し通路から神殿に侵入。
 何だか天然二人のスキットは、何ともはや…
 早くつっこみを連れてこないと、ボケだけでは話がしょうもないことに。
 神殿の奥の部屋に、罠にとっ捕まったルーティがいました。
 最初はしおらしくお礼を言ってたものの、スタンがちょいとボケをかませばあっという間に本性が…
 しかも二人は案の定、飛行竜で船員に化けて潜入してた二人組だった。
 そんなルーティも実はソーディアン使い。
 いきなりアトワイトに「会いたかったわ!」なんて言われてるぜディムロス。ひひひ。
 何つってるうちに、誰かが来たぞ。とりあえず隠れてやり過ごし、表から堂々と出ると…案の定、憲兵に見つかった。
 裏から出りゃよかったのに。
 憲兵から賊呼ばわりされても、スタンには何がなんだか。
 勘違いだろうという適当すぎるルーティの嘘も、あっさり信じる男…
 都会は怖いのよ、羊飼いくん。

 神殿の表から出た道を辿って行くと、なんとこっちはセインガルド側だったらしい。
 さっきは通行証がなくて通れなかった北門から入って、あっさり通行証をもらえた。わーいこれで早速セインガルドに!
 なんて気の早い。
 ルーティとマリーにお礼だなんとか言われて引き止められ、酒場へ戻った。
 つってもお酒が飲めるのは大人のマリーだけ。
 スタン、ルーティ、ディムロス、アトワイトで話してる間、ジョッキをがばがば空けてますよ、この姐さん…。

 それにしても、いきなりディムロスをくれだなんて言い出しますよルーティってば。
 しかも骨董品として売りさばくだなんて、ディムロスが凹んでるよ…。
 さすがにスタンに断られたものの、それくらいで諦めやしない。
 ハーメンツまでの護衛ってことで無理矢理一緒に行くことを同意させ、隙を伺って盗んでやるとか考えてることは、ソーディアンたちには筒抜け…
 だから都会は怖いんだから気をつけなさいって。

 一泊してから外に出ると、アトワイトがリライズって機能の説明をしてくれた。
 ディムロスが説明をさぼったらしいですよ…
 これで武器防具がレベルアップして、通行証がなくて追い返されてる漆黒の翼を尻目にいざハーメンツへ♪

 ……あれ?そういえばハーメンツの誰かに、何かを渡せとか言ってお金をもらってたような…
 なんだっけ…
 まあいいや。
 ダリルシェイドへの道すがらにあるというハーメンツは、それこそ目と鼻の先。
 地面に落ちてる小石の意味もわからぬまま、とりあえず川に蹴り込んでみた。

 ルーティに言わせるとド田舎のハーメンツも、リーネ出身のスタンからは栄えた村。
 そこでおつかいを頼まれた相手に出会って…
 ああ、レザーアーマーか…そうか、それって自分で調達しなくちゃいけないのか。
 さっき着てたのはリライズしちゃったし…え!?違約金!?
 ぎゃー!
 買ってきます!買ってきますから待ってー!!
 …ああ怖かった。
 今度頼まれたおつかいは、しっかりメモするぞ。
 アルメイダのアメクスにスケイルアーマー*4っと。よし。

 ん?あの石ころって、何かのミニゲーム?でもまだよくわからんから、あとまわし。
 お、リオンの噂がここまで来てますな。もうすぐ…もうすぐだよリオン…ふふ…
 さて、ルーティたちが用があるっていうウォルトさんちに行こう。
 うわ、胡散臭い…
 とにかくこいつに、神殿で拾ってきたお宝をわたして…って、それはミ、ミュウ!?
 チーグルの像ですか!?
 しかも1万ガルドふっかけられる品らしい。
 さすが聖獣…あなどれないですの。

 スタンの天然も手伝って商談成立ですの。
 そのあとウォルトにさんざん飲み食いさせられて、朝になったら…敵が!ウォルトの仕業か!?
 胡散臭いと思ったのよねー。でもこうなったもんは仕方ないから、脱出せにゃ。

 そして取り囲む兵士をなぎ倒してるうちに、初ブラストキャリパー!
 スタンかっちょええ♪
 なんつってるうちに…
 リオンきたああああああ!!!!

 でもって…
 「闇の炎に抱かれて消えろ!!」
 おおおお!ジューダスのセリフがここで聞けるとは!
 ああかわいいリオンかわいい…もう連行されようと牢屋にぶちこまれようと、どうでもいいや。

 それにしても、自分では動けずに「ルーティが我を…!」なんて悲鳴を上げてるディムロス…
 お姫さまだな。
 セインガルドの王様の前に引きずり出されて、ルーティの悪行の数々やら、スタンが何でセインガルドが確保するはずだったディムロスを持ってるかだとかで厄介なことになりそうだったところへ、急使が到着。
 何でも、ストレイライズ神殿が襲われてるんだとか。
 しかもそこには、神の目が!
 ディムロスとアトワイトが驚いてるけど、スタンとルーティには何のことやら。
 あれの力で過去と現在と未来に大変なことが起こったんですよ。
 その神の目の確保に、スタンたちがリオンの監視つきで行くことに。
 これで手柄を立てれば兵士になれる♪とスタンは相変わらず呑気でよいのう。
 でも監視中ってことで、脱走しないように「かわいくてえげつないもの」か「硬くてえげつないもの」を選ぶように聞かれたが、マリーの即答でかわいい方に決定。
 電撃ティアラなんだが、硬い方はどんな形をしてるのか気になります。

 もう何だっていいから、これからリオンと旅するのよ!
 そして彼のパラメータを見る。
 …あれ?短剣も装備って…
 そうか、2と符合させるようにしたんだな。
 2をやったとき、何で盾持てないんだ弱体化してるんだ!と涙したんだが…って、あれ?てことは、今回しょっぱなから弱体化!?

 不安を抱きつつ、何はさておきヒューゴ邸へ。
 ここでメイドのマリアンからディムロスとアトワイトを返してもらいました。
 リオンのシャルティエもそろってこれで3本さ。
 さてストレイライズ神殿へ…行く前にちょっと待った。
 マリアンと離れると寂しいリオンが挨拶してくってよ。
 特製プリンが食べられなくなるからか?
 かわいすぎるよエミリオ坊ちゃんよ。
 彼のいろんな想いを知ってるだけに…
 今度のマリアンには、リオンからそれだけの想いを受ける女だって描写がほしい。前はちょっと微妙だったから。

 さあ、気を取り直して、出発だ。
 アルメイダはすぐ近くにありました。
 そこで今回は間違いなくおつかいの品をわたしたら…今度はチェリクのタピラにスケイルアーマー*8だって!?
 うげ、ここにもダリルシェイドにも売ってない。
 ハーメンツまで戻らなくちゃ。
 そこでようやく、石蹴りの謎が発覚。
 制限時間内にアルメイダまで蹴ってけば、いいことがあるらしい。
 どれどれ。
 …スタンのへたくそ。
 あっち蹴ったりこっち蹴ったりしてるうちにアルメイダに着いたが、きっと今回はだめだろう。
 …あれ?おっけーだった?
 なんとこれをやると、レンズのレートが上がるらしい。
 でも今回はレンズは全部売り飛ばせない…リライズがあるから。
 おかげで前ほど金持ちじゃねえよ、くそ。

 神殿の手前にあるのは、ストレイライズの森。
 宝石や装備で熱毒も防いでるから、スタンの炎攻撃でばしばしなぎ払いながら突撃。
 そしてふと、皆のパラメータを見た。

 スタンLv16
  HP1086
  攻撃191
  体力181
  防御188
  術攻181
  術防133
 まあ主役だし男の子だし、こんなもんだろ。バランスとれてるなあ。

 マリーLv16
  HP1044
  攻撃219
  体力174
  防御166
  術攻131
  術防114
 ごめんスタン、てっきりマリーのがHPや体力が上だと思ってたら、勝ってたのね。身長もぎりぎり。

 ルーティLv16
  HP840
  攻撃141
  体力140
  防御169
  術攻194
  術防186
 まあ華奢な女の子がソーディアンでドーピングしてるだけだしねー。

 リオンLv17
  HP804
  攻撃180
  体力134
  防御104
  術攻178
  術防196
 うんうん、今評判の王国客員剣士だけあってその能力も…って、え!?

 …衝撃。
 リオンのがルーティより体力なかったのか!!orz
 彼の装備を見てまさかとは思ったが、ここまで弱体化せんでも…
 さすがリアラよりも体力ない男。
 お願いだから盾持ってー!!!体力なしって自覚もあるなら、なおさら!
 なんか急にスタンが頼もしく見えてきた…
 神殿に突入したけど、誰もいない。でも結界で閉ざされた扉の向こうから、誰かが助けを求めてる。
 この結界はどうやらソーディアンの時代の技術らしいが、結界石ってのを壊せば扉が開くそうだ。
 あちこちの部屋にある結界石を壊して扉を開き、中に閉じ込められた人を救助した。
 彼らの話によると、グレバムって神官が反逆してこの有様らしい。
 肝心の神の眼の安否を確認するために、隠し通路から奥へゴー。
 …それにしても、この神殿ってこんなにカエルの像があったっけ?
 しかも18年後にはリフォームされとるし。まあいいけど。

 黒いスイッチと白いスイッチがあって、それぞれの色の扉に連動しているらしい。
 まず黒いのから…
 おっと、話が進んじゃった。
 じゃあ一旦やりなおして、白いのから。
 って、両方同じ部屋に通じる扉かよ!
 意味ない…

 二色の扉の先には、神の眼が…なかった。
 もうグレバムに持ち去られたあとだった。
 あちゃー…と思ってふと横を見ると、よくできた石像が。
 生きてるみたいだなーなんて感心してる場合じゃない。石化した人間ですよそれ。
 慌ててパナシーアボトルをぶっかけると、女の子が出現。
 グレバムに騙されてこの扉の封印を解いちゃった、司祭のフィリアでした。
 彼女の情報によると、連中はどでかいレンズである神の眼を持って、カルバレイスへ向かったそうだ。
 あそこは船で行くから、ダリルシェイドに戻らなくちゃ!
 ついでにグレバムの顔なんざ誰も知らないからって、フィリアも同行決定。
 よろしくね。
 あ、まだ戦闘メンバーじゃないのな…仕方ない。

 神殿を出て、自己紹介。
 スタン曰く、リオンはちっこいけどすごく強い…んだそうだ。
 でもってそれを本人が聞いたらぶっ殺されるような表現だそうだ。
 …気にしてんだな…
 豆とか言ったらぶち切れるんだろうか。

 ダリルシェイドの港で聞くと、もうグレバムたちは出航したあとだった。
 リオンのお父ちゃんと国王のコネで船を調達してもらって追いかけようとすると、フィリアが自分も戦いたいと言い出した。
 でも今のフィリアじゃ、何もできないしなあ…
 リオンにあっさり却下され、何をやってもだめなんだといじけるフィリアをナイス慰めでフォローするのは、いい奴なスタン。
 計算ゼロな天然たらし。そこに痺れる!憧れるぅ!!

 と、何やらディムロスたちから提案があるんだと集められた。なに?
 話によると、この近くの海中に、もう一本のソーディアンのクレメンテが沈んでるらしい。戦力増強のために拾ってってはいかが?と。
 場所もわかるなら、行ってみようとリオンも珍しく賛成。
 だけどそこは海の底。どうやって行くの?
 ルーティは泳ぎは苦手なんだな。だからってスタンだって深海まで素潜りは無理だ。マリントルーパーじゃねんだから。
 それともディムロスで海の水ぶっ飛ばすか?さすがにそれも無理だろ。スタンが死ぬ。
 そんな悩みも、ディムロスがあっさり解決。
 甲板でソーディアンを掲げろと。
 そう言われて、三人仲良く剣を重ねるじゃないですか。
 あのリオンがよ!
 それにも驚いたが、何気無く船をちょろついてるのは…ザピィ!?
 何でこんなところに!こないだのチーグル像といい、さりげなく動物勢ぞろいさせる気か!
 思わぬザピィの密航に驚きながらも、ソーディアンの呼びかけに反応したクレメンテが、海竜を派遣してきた。こいつは飛行竜海中バージョンだそうだ。
 フィリアは戦闘要員じゃないから、ここで待ってて…と思ったら、逃走防止にリオンが連れて行くと言う。
 私がフィリアだったら、いやもうリオンとスタンといられるならたとえ火の中水の中ですよ。

 よし、それに乗り込むぞ!ってとき、フィリアに誰かが呼びかける声が…
 海竜で潜った先にあったのは、ラディスロウ。
 昔クレメンテを輸送中に沈んだそうだ。でも実際はわざと沈めたそうだがね。
 さすがにフィリアは海竜でお留守番。
 監視されてる罪人の分際で、ここぞってときにはリオンに強い口調で主張するスタン。
 何だかんだリーダーシップとってるところがまた痺れる。
 それに対して、無言でぷいと背中向けちゃうリオンもかわいい。

 4人でラディスロウへ突入したあと、残されたフィリアが、一人ふらふらとラディスロウへ。
 どこからともなく、自分を呼ぶじいちゃんの声が…
 この奥にいるらしい。
 あ、フィリア行っちゃった…

 ラディスロウ内は、似たような通路ばかりでめんどくさかった…
 でもやっとのことでたどり着くと、クレメンテが待っていた。
 ああ、相変わらずのすけべじじいっぷり。
 ロマン溢れるサービス…スタンにゃ理解できんか、まだ。
 そんなお元気じじいは、希望通りぴちぴちの若い娘フィリアをマスターに選択。
 さ、これでソーディアン使いが4人…あああ、まだマリー使ってたいのだが…

 ん?何このサポートタレントって。
 なるほど、パーティー外のキャラが何かしらやってくれるのか。
 フィリアは調合。薬ができるのか。じゃあ他は?
 マリーは宝石練磨。楽しそうに宝石を磨いてレベル上げてくれるわけだ。
 リオンは戦闘指揮。…面倒見いいな、おまえ。
 ルーティはお宝探し…まあそんなこったろうと思ったよ。
 でもってスタンは?寝押し?は?
  「すやすやお昼寝してHP回復。お昼寝中は薬草を寝押しするので、違う何かに変化するかも。」
 ………orz

 そしてフィリアは…
 一人船の中、一撃でモンスターを葬り去る爆弾を開発してました…



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