その2

 クソ暑い。マリーが笑顔のままでぶっ倒れるほどに。
 見た目は熱い国の人っぽいのに、逆なんだよな。
 そんな気候と対照的に、人は冷たい。
 なんだよもー…いいよ、自分でバルック基金とかいうの探すから。
 中には話をしてくれる人も…って、ああ、おつかいの人か。
 その人に頼まれものをわたして、今度はシデンのエクソンにブロンズウェア*6だって。

 さて、バルックさんに会っていろいろ話を聞きました。
 この土地は天地戦争時代から何かと虐げられてきたところで、その生活を支える事業をしてるってこと。で、神の眼なんか知らないって。
 ………ふーん。
 情報屋は、それらしいものが運びこまれたって言ってたんですけどねえ。
 こいつもヒューゴとつながってるし。裏で何やってることやら。
 リオンの様子もおかしいし…

 つか、スタンのリオンなつかせ大作戦がもうおかしすぎて腹いてえ。
 羊慣らすのと同じ扱いされてるよ、リオン…
 唸られても噛まれても動じないスタンは、もはやムツ○ロウさん。

 とにかくグレバムを追って、教団支部があるカルビオラへ。
 カルビオラはさらに排他的になってました。
 でもって神殿を見つけたものの、すぐに突入するのはまずい。
 だからフィリアが巡礼者を装って潜入しといて、夜になったら裏口を開けてくれるって作戦で。
 なるほど、あの入れない扉は裏口だったんだな。
 宿屋で夜まで待って、いざ神殿へ…ってスタンが起きません。
 どうやって起こしてくれようか。
 そんなときはリオンにお願いしましょう。
 てなわけでディムロスの提案により、電撃で叩き起こされたスタン…
 マスターを殺す気か、ディムロス。

 幸い永眠することなくスタンは眼を覚まして、改めて神殿へ。
 フィリアも手はずどおり鍵を開けてくれたけど、今のところグレバムたちの姿は見てないらしい。でも大聖堂に隠し部屋があるはずだってんで、内部の捜索開始。
 ここにもカエルが…ご神体なのか?

 案の定、大聖堂の下に隠し部屋があって、そこに神の眼とグレバムがいた。
 グレバムはリオンを見て何やら意味深なことを言い、神の眼の力を使ってバジリスクを召還した。どうやらこいつがフィリアを石像にした犯人らしい。
 早速スタンが石になりくさったので、リオンが友情をこめてパナシーアボトルを叩きつけてあげましたよ。
 でもってリオンの浄破滅焼闇で排除成功。
 と、その隙にグレバムに逃げられた…
 あんなでかい神の眼を一人で担いで逃げたとは、なかなかやるなグレバム。

 とにかく追いかけなくちゃ!ってところで、何でだかリオンが単独行動をとりたがって言い争いに…
 そのとき、まだいたバジリスクがリオンを狙って!
 きゃー世にもかわいらしい石像ができてしまう!!
 が、そのときスタンがリオンを突き飛ばしたじゃないの!
 そして代わりに石像に…いや、スタンの石像でも私ゃ萌えまくりますがね。って問題でもなく。
 その間にも、続々とバジリスクが湧いて出る。
 マリーとルーティ、フィリアが応戦してる間に、リオンは…?

 スタンが元に戻ったときには全部片付いていた。グレバムには逃げられたけど。
 リオンが増援を連れてカルバレイスまで来たバルックに、神殿へ突入させて皆を助けてくれたんだと。
 それでも「お前たちは足手まといだ」なんて言い放ちながらも、次にグレバムに会ったときは「僕たちの実力を見せつけてやる」だなんてリオン…
 僕たち
 僕
たち
 この…ツンデレがー!!
 てか、昔よりデレ度が大幅アップ…!!
 チャットまですごいことに…何このスタリオ祭り。
 えーと、気を取り直して、次はノイシュタットだって?
 あーはいはい。リオンと旅できるならもうどこだっていいです。
 船でもってフィッツガルドに到着。
 ここはダリルシェイドと並んで栄えてるらしい。ここのオベロン社支部のイレーヌに会って情報を聞こうと町に出ると、スタンの同郷の友達バカッス…じゃないバッカスに会った。
 突然の家出で、リリスが心配してるらしいぞー。
 このシスコンブラコン兄妹め。まあ手紙でも書いてやれ。
 イレーヌの家に行く前に、街をぶらついてると、リオンがアイス屋をちら見してたのを子供に目撃されてしまった…
 そういえばどっかの誰かのおやつをこっそり食べてたりしてたもんな、おまえ。
 ぷぷ…

 お、ダッシュ小僧発見。
 こりゃもう勝負を挑まねば。
 コースを聞いて、ちょっと練習して…スタート!
 うおお、今度はコースは短いものの、人が邪魔臭く動きまくる!
 なんとか2回目でダッシュ小僧を撃破すると、あれ?全員のダッシュ称号もらっちゃったよ…
 なんだ、必死に走るリオンとか見たかったのに。

 イレーヌの家に着くと、彼女は出かけてるってことで、待たせてもらう。
 でも暇だから、さっきのアイス屋でアイス買ってこようぜー。
 リオンはここでイレーヌを待つっていうから、じゃあリオンの分も買ってきてやるというと、甘いものは嫌いだのなんだの言いながら…

 「まあ、お前が無理に買ってくるなら、食べてやらない事もないが。」

 出たよツンデレの決め台詞…
 某雑誌でアッシュにツンデレキングの座を奪われたがために、必死でアピールしてるのか。
 お前は笑いの天才か。
 笑い死ぬかと思った…

 アイス屋に行くと、見知らぬお姉さんがアイスを買っていた。
 その辺にいる子供たちにも買ってやったりするこの人は?なんてところに、闘技場で噂のチャンピオン、コングマンがやってきた。
 コングマン曰く彼女がイレーヌだっていう。
 なるほど、フィッツガルドの人間はオベロン社の人間を快く思ってないわけだ。どこでも評判悪いなあ。
 そのコングマンは、フィリアにストライクだったらしい。
 玄田ボイスでめろめろ口説き文句を聞けるとは…すてきだ。
 困ってるフィリアに助け舟を出すスタンとフィリアの関係を邪推したコングマンは、決闘を申し込む。
 それを止めようとしたディムロスも、なまくら呼ばわりされてぶち切れた。
 珍しく二人の意見が合致して、闘技場へ行くことになったのいいが…
 アイス溶けちゃった…
 ぎゃー!!リオンのアイスが!きっと楽しみに待ってる!
 思わず一本買った私は屑だろうか。
 でもリオンのところの戻ったら、出かけちゃってていなかったのよね…
 いいよ、絶対食べさせてあげるから!
 闘技場へ行くと、コングマンが待ち構えていた。
 よっしゃ試合開始!
 って…一撃で勝っちゃった。
 すげー勝ち誇ってるディムロス、大人気なくてかわいいよ。
 コングマンとスタンの間に友情が芽生えたと見えたとき、リオンが駆け込んできた。
 ああ、アイス待ってたのにごめん…て違う?
 街がモンスターに襲われてる!?ぎゃー!!

 あわわ、大変だ。
 これはどうやらモンスターが誰かに操られてるっぽいぞ。てことはグレバムか。
 モンスターに襲われた子供をかばって、イレーヌも怪我しちゃうし。
 そのイレーヌによれば、沖合いに武装船団が来たそうだ。
 自分の街は自分で守るというコングマンもパーティー参加して、よし、船でもって迎撃だ。
 …船酔いリオン、大丈夫?

 あれ?艦隊戦じゃないのね。まあいいけど。
 艦隊を率いてたのは、グレバムじゃなくてバティスタでした。そいつも生け捕り、街へ凱旋。
 …でも住民たちから歓声でもって迎えられたのはコングマン…
 こっちはイレーヌの家へ…と思ったら、イレーヌの様子がおかしい。
 それをスタンが追いかけて話を聞くと、彼女はどうして世の中から争いがなくならないのかと悩んでた。
 スタンは天然励まし属性を持つ男。
 自分の理想は家族を幸せにすることだなんて語ってるよ、かわいいなあ。
 おかげでイレーヌは元気になったけど、フィリアがスタンは年上好みなのかとやきもきしてたことは知らず…

 屋敷に戻ると、リオンがバティスタを尋問中。
 でも全然吐いてくれない。
 どうやらリオンには、ジェイドのような尋問の手腕はない模様…
 バティスタは意味ありげなことを言ってたけどね。
 マリーから電撃ティアラをとって、バティスタに。…似合わなさそうだなあ。
 それをつけといて、わざと逃がして泳がせてみたら、アクアヴェイルへ逃走したことが判明。
 でもアクアヴェイルって、あまり友好的な関係じゃないみたい…
 たとえ敵国だろうと何だろうと追いかけなくちゃいかんので、また船に乗って出発だ。
 やはりというか、リオン船酔いイベント発生。
 でもってスタンが無理矢理、男同士だけの会話に突撃。しかし何故か恋の話…中学生か、おまえは。
 スタンはイレーヌに憧れてるみたいで、リオンには好きな人はいないのかと振ってきた。修学旅行か。
 リオンてば無視すりゃいいのに、動揺しちゃって…
 そんなんじゃ…!なんてかわいいなあもう!
 スタンは仲良くリオンと話してたつもりでほとんど一方的にしゃべってただけなんだが、フィリアから見ればちゃんと仲良しさんなようだ。
 …本当にもう、PS版に比べてリオンの性格が丸くなりました。

 死にそうに船酔いするリオンを乗せて途中から小舟を漕ぎ、アクアヴェイルに到着。
 ここは国というより連合国のようなものだそうだ。
 てなわけで、まずはシデン領に突入。
 街で聞き込みをしに、ルーティとマリーが出かけてったけど、待ってたスタンたちも人の立ち話からしっかり情報得ちゃった。
 グレバムらしき男がモリュウにいるらしい。でも港が封鎖されて、行きようがない。さてどうするか…
 悩んでるところに、男二人と女一人という、どっかで見たような構成の助っ人とやらと間違えられてまんまとモリュウへ行く手段を教えてもらっちゃった。
 って、ここに来るときに乗ってきた小舟じゃだめなの?
 あ、リオンが二度と乗らないと心に誓っちゃったからだめなのか…

 ついでにめもめも。
 スノーフリアのベライゾンにアイアンアックス*5ね。

 さて、しばし石を蹴飛ばして遊んでから、モリュウへ続く洞窟へ。
 ここは地盤がゆるいらしいから気をつけよう…って言ってんのに、ルーティが落としたお金を拾う騒ぎで地面が!!
 でもってそれを助けようとしてスタンも一緒に落ちちゃったよ!
 落ちたところはけっこう高くて、登るのは無理。
 おとなしく助けを待ってる間の会話で、ルーティがお金に必死に飛びつく理由が垣間見えました。
 でもって…やっときたスタルーイベント!!
 これがなくちゃ、なんでこの後ああなったのかわからんのよ!
 落ちたときにルーティを抱えたスタンが怪我してたのに、体が頑丈だから平気!とかいってすっとぼけて…
 ああもうかっこいいよスタン!
 てゆかルーティ、ヒールかけてあげてください…。
 そしてディムロスよ。おまえは充分朴念仁だと思うよ。

 洞窟をがんがん進み、あとちょいというところで変な化け物が!
 こいつを倒したところで、今回初めて掛け合い勝利台詞を聞いた気がする。
 「これが俺の実力だ!」
 ってやつで。
 もしかして、聞いたことなかったの私だけ?
 モリュウ領到着〜。
 だけどなんだか雰囲気が暗いなあ…とにかく話を聞いてみよう。
 ここは水郷のようで、街中を舟で移動するんだが…地獄だな、リオン。
 リオンには幸い徒歩で行ける場所で、ストリートライブ中のにいちゃん発見。
 うおおお!生歌!
 今度はジョニーの歌が生で聴けます!
 もっと聴きたいよ!とリクエストしようとすると、ティベリウスが来るという。そいつはグレバムを参謀に迎えた奴だっていうじゃないの。
 もしかするとグレバムがいるかもしれないから、様子を見に…あ、ジョニーが消えた。

 ティベリウスのアクアヴェイル統一だのなんだのの演説を聞きに行くと、こっちのことはもうばれていた。目立つもんな、おまえら…
 慌てて逃げるところを助けてくれたのは、ジョニー。
 おかげでまた生歌聴けました。
 例の助っ人とやらと勘違いしてくれて、とにかく話を聞こうということで、近くの建物へ。
 さっき散策中にあからさまに怪しい開かずの扉があったが…ここか。怪しすぎて隠し部屋になってないぞ。

 ジョニーの話によれば、シャルティエはもともとシデン家にあったそうな。
 10年前に盗まれたんだって。あ、もちろん犯人はリオンじゃなくてね。
 自分の家から盗まれたとはいえ、ジョニーはリオンがシャルを持ってることをあっさり認めてくれた。
 よかったね。

 でもって肝心のグレバムは、トウケイ領にいるらしい。
 そこはここよりもっと入るのが厳しいけど、フェイトの黒十字艦隊なら防衛線を突破できるかもという話。
 なるほど、名前からして極悪そうな名前の艦隊だ。
 でもそのフェイトはまんまと代官におさまったバティスタに処刑されようとしてるらしい。
 ちなみにフェイトというのは、前モリュウ領主の息子だって。
 ゲーム好きの腹黒小僧じゃないのね。あいつだったら、今頃バティスタなんて死んでいる。

 さっきからジョニーは、自分は道化だからシデン領を助ける気はないだとか友達のフェイトは放っておくとか言ってたけど、実はこっそり一人でフェイトを助けにモリュウ城へ行っちゃった。
 こっちはバティスタ絡みのこともあるし、急いでジョニーを追いかけよう。

 そしてまた小舟で…リオン受難。
 小舟に乗って石垣に近づくと、ジョニーが潜んでた。
 あの派手な格好じゃ、どんなに忍んでも無駄だと思うが。
 ジョニーの目的は、フェイトを助けること。スタンたちはバティスタを倒すこと。
 じゃあ一緒に戦おうぜってことで、ジョニー参戦!
 石垣の一部を押すと、石とは思えないペラい隠し扉が回転して、中に侵入しました。
 まずは牢屋でフェイトを救出に。

 おおお!ジョニーの歌だなつかしー!
 なりダンではお世話になりまして。ミラクルボイスは最強でした。
 牢屋に着くと、そこには奥さんのリアーナだけでフェイトはいない。
 別のところに探しに行かなくちゃならないが、それはバティスタに聞くことにしよう。

 城内を彷徨ってると…ん?太鼓が二つ?
 石像の動きに合わせてこれを叩けって?
 達人ですか!?
 しかし…かなり適当にやった割に、なんとかなった。
 どうせなら本当に達人にしてくれればいいのに。
 曲はカルマで。

 バルブだなんだで城内を何往復もしつつ最上階へ行くと、バティスタ発見!
 スタン・リオン・ルーティ・ジョニーでれっつごう!
 って熱毒攻撃しやがったっけこいつ!
 それ用の装備も料理もつけてなかったんで、年中真っ赤にされました…
 でもしっかりぶっ倒し、フェイト救出。
 どっかの同名さんと違って、普通に好い人のようだ。
 彼との会話から、ジョニーと関係するらしいエレノアっていう女の名が…でも詳しいことは今はナイショ。

 とにかく十字艦隊の出動を要請して、さらにジョニーもトウケイへついてきてくれるってんで、準備開始!

 …ジョニーは何かと歌ってくれる。
 守銭奴の歌だとか、冬の美少年だとか…
 ジョニーナンバー32・冬の美少年、「背伸びじゃないと〜♪」の部分、身長のことかと思いました…すまんリオン。
 十字艦隊といいつつ装甲艦一隻で出発し、途中クラーケンに襲われた。
 そいつを倒したとき、マリーがたこ焼きを連想したのもなんだが、作ろうかと言い出すスタン…
 クラーケンなんてまずそうだからやめとけ。

 どうやらジョニーは、スタンたちと一緒に行くついでにティベリウスを倒すつもりらしい。
 それがエレノアっていう女の仇なんだそうだ。
 船の上で、少しばかり話をしてくれたよ。
 ちなみに例によってリオンは酔い醒ましに甲板へ出てたんだが、スタンはそれを心配して来てたんだろうか。それでジョニーとフェイトの話を偶然聞いちゃったわけだね。
 戦艦で突撃した割に、普通に港に入ってますが。まあいいや。
 そして今度もまた、舟で裏口から侵入か…
 リオン、アクアヴェイルとは徹底的に相性が悪いな。

 さて、トウケイの街は…げ、誰もいない。店も使えない。
 がびん。
 さっき外に出て、宝箱探索しまくっちゃった…
 えい仕方ない、少々フードサックが軽くたって行っちゃえ。
 腹をくくったら、ちゃんと補給部隊がいました。
 ほっ。

 がしがし最上階まで行くと、やっと見つけたぜグレバム!
 それとティベリウス。
 グレバムが、大王お願いします、とお願いすると、じいちゃんが諸肌脱いで刀を握って戦闘開始。
 大王とか言う割に、増援ゼロか…いいけど。
 そして戦闘終了後、例によってグレバムはとっとと逃走済み。
 外からすごい音がするから出てみれば、飛行竜がどこかへ飛んでいく。
 あんなでかいの、どこにしまっといたのか。
 てゆか、二軍のフィリアとマリー、逃走に気づいてくれよ。

 グレバムが尻に帆かけて逃走すると、ティベリウスは「謀られたわ…」なんて。
 参謀のくせに大王一人に戦わせて自分は後ろに下がってるような奴なんだから、とっとと気づけよ。
 こんなお間抜けさんにアクアヴェイルを混乱に落とされたと思うと、ジョニーもそりゃ呆れるわ。
 でも大王として、ジョニーに決闘を申し込んできた。
 えー、刀使い対楽器使い…見た目は決闘なんて雰囲気じゃないですな。
 と思ったら、ジョニーがディムロスを貸してくれと言う。が、なんとリオンがシャルを使えと申し出た!
 もとはシデンの宝剣だったのだからふさわしいだろう、と…リオン、すっかり丸くなって…

 さて決闘は…一瞬で終了。
 抜き打ちでジョニーがあっさり勝ちました。
 すごいや、ちゃんと剣まで使えたのね。
 楽器で戦うもんだと。
 背後から三味線の弦で首をきゅっと…(仕事人?
 グレバムに続いてジョニーにまで一杯食わされたティベリウス…間抜けすぎる。
 つか、ジョニーの決闘シーンをムービーで見たかったんですが。
 すげーかっこいいと思うのに。
 それがだめなら、一度でもいいからライブをムービーでやってくれ!
 ちなみにティベリウスは、過去の武術大会でフェイトにも負けたことがあるそうだ。
 だめじゃん!

 さて、グレバムの行き先は、ファンダリアだそうだ。
 スタンが最初に落ちたところだね。
 ファンダリアの反対勢力と組んだグレバムが事を起こさないうちに、急がなくちゃ!
 てなわけで開放されたトウケイ散策といきましょうか。
 ジョニーとは、トウケイでお別れでした…
 寂しいっす…
 困ったことがあったら颯爽と助けに現れてくれるそうなので、すぐに困ってやりたいと思ってます。

 ファンダリアのスノーフリアに向けて出航すると、途中で雪が降ってきた。
 雪が失った記憶に何か関係してるらしいマリーが外へ飛び出すと、当然スタンも追いかけていく。
 でもってルーティもやっぱり行く。
 その後ろに、え、リオン!?

 マリーが雪を見ていたとき、ふいに記憶の一部がフラッシュバックする。
 おお、あれがD氏の声か!かっこいい…
 突然のことに動揺するマリーを、ルーティが急いで船室へ連れ帰るのを、リオンは案の定黙って見送って…
 そのあとスタンの方に歩いてきた!?
 え、何?マリーのこと心配してたりする!?
 と思ったら、船室でのソーディアンたちの会話に移っちゃったよ…orz
 ちくしょう、シャルなんて潮で錆びちまえ!(八つ当たり)

 やっとスノーフリア到着〜と思ったら、いきなりいやな情報が。
 ファンダリアが滅ぼされ、首都も陥落したらしい。
 スノーフリアに難民が押し寄せてると…ウッドロウー!!…は、まあいいや。(非道)
 まずは情報集めだね。

 街の中は負傷兵だらけ。
 国が滅びた云々はともかく、王が殺されて首都を制圧されたのは本当らしい。
 そこへ、アルバじいちゃんが!
 無事なのはいいが、一緒に逃げてきたウッドロウとチェルシーとはぐれちゃったんだって。よし、二人を拾いに行ってくらあ!

 …ところでスノーフリアには温泉があるのですが。
 これは当然、後に入浴イベントがあると期待してよいわけですな。
 さらにもちろん、リオンの入浴が拝めると思ってよいわけですな!
 てゆか風呂入れリオン!!

 街から出ると、いきなり逃げてくる二人に遭遇!
 しかもチェルシーがこけて、危うく敵兵が襲いかかろうとしてるじゃないの。
 助けろー!!
 …って駆け寄るとき、フィリアが倒れてるチェルシーを思い切り踏んづけていったんですが…恐るべしフィリア。

 二人を助けて事情を聞いたものの、スタンはどうしてウッドロウが追われていたかわかってない。
 どうやら彼の名は常識的には相当知れ渡ってるようで…
 ファンダリアの王子ウッドロウ・ケルヴィンを知らないのはスタンだけでした。
 うん、スタンらしくていいよ…
 しかもウッドロウはソーディアンの声がやはり聞こえてる。王家に伝わるソーディアンは、イクティノス。
 つーか本来は父王が持ってたものらしいが、グレバムとの一騎打ちで負けたんだと。
 …何やっとんじゃイクティノス。
 それでまんまと奪われた、と。

 さらわれたお姫さまイクティノスも助けなくちゃいけないし、グレバムを倒して神の眼を取り戻さなくちゃいけないし、やることは増えても行くところはひとつ。
 首都ハイデルベルグへゴー!
 ってことで、道案内にダッシュ王家ウッドロウとダッシュ孫チェルシー参戦。
 …ダッシュ孫って…適当すぎやしないか?
 まあ、セインガルドの薔薇よりはいいよな、リオン…
 女の子にしか見えねーってよ、あんた。
 ぷふ。

 そしてこのリメイク版の、リオンのデレ度強化に次いで大きな衝撃。
 復帰ウッドロウがレベル8じゃない!!



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